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もじのすけ の文字ブログ

文字について考えたことをつづっています

手書き文字と活字の違い(1)

文字の意味

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【目次】

 

1 はじめに 

 

こんにちは。もじのすけです。

今日から何回かに分け、

「手書き文字と活字の違い」を通じて、

「書き方」について考えたいと思います。

 

全体としてのお話の内容は

活字の良さと異なり、

手書き文字は情報量が凄い。

その意味はまだ十分に理解されていない。

手書き文字を作ること=「書く」ことは

とても重要だ。

というものです。

 

その中で

今回の「手書き文字と活字の違い(1)」では、

活字と手書き文字の良さについて

考えていきましょう。 

 

 

 

2 「文字」と言われて思い浮かぶもの

 

突然ですが、皆さんは、

「ここで何か1文字を想像して下さい。」

と言われたら、

どんな文字を思い浮かべますか?

 

 

 

 

例えば、「『う』かな。」と

音(にならない脳内の音?)で

思い浮かべた人も多いかと思います。

 

では、文字の形で思い浮かべた人は、どうでしょうか。

活字(のような整ったもの)が浮かんできませんか。

手書き文字が浮かんできた人も

おられるかと思いますが、

活字が浮かぶ人が多くないでしょうか。

 

活字が思い浮かぶのはなぜか?については、

生理学・言語学・哲学的に関係がありそうですが、

ここでは考えないことにします。

大事なのは、

文字の形といえば活字をイメージしている人が多い、

それほど

活字がコミュニケーションの基盤になっている、

ということです。

 

3 活字の良さ

 

それでは活字の良さって何でしょうか。

思いつくのは、

・読みやすい。

・文字に間違いがない。

・大きさが整っている。

・大量の文章が書ける。

・手が疲れない。

・跡を残さずに文章の加除修正ができる。

・文章の内容も正しそうに見える。

という点です。

 

その他に、

私が機能的に特に重要だと思うのは、

・1文字1文字独立している

・複数の人が同じ活字を使うことが可能

という点です。

(この点は、回を改めて説明することにします。)

 

上に挙げた点のように 

活字が機能的であることから、

現代では、活字が非常に多く流通し、

手書き文字を使う場面が

かなり少なくなってきています。

上に挙げた活字の良さは、裏返すと、

手書き文字が往々にして逆の状態になっている、

ということが分かります。

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4 手書き文字の良さ

 

では、活字ではなく手書き文字を使うのは

どんなときでしょうか。 

一番に思いつくのは手紙かもしれません。

その他は、

メモや授業のノート、下書き、サインなど

でしょうか。

 

これらのものは、

活字隆盛のこの時代にあえて手書きで作成するもの、

という感じがします。

そこで、あえて手書き文字で作成するメリット

(=手書き文字のよい点)を考えてみましょう。

 

よく言われているのは、手書き文字だと

・暖かみがある

・気持ちが伝わりやすい

・個性がある

・手早く書ける

という点だと思います。

皆さんもきっとどこかで目にした特徴だと思います。

 

 

 

5 手書き文字の良さを支えるものは、情報量

 

手書き文字の「暖かみ」「気持ち」「個性」、

これらの特徴を支えるのは

手書き文字の圧倒的な情報量

だと思います。

 

手書き文字を見れば、

活字では読み取れなかった

いろいろな情報が見えてきます。

 

 

6 次回のお話

 

今回の「手書き文字と活字の違い(1)」では、

活字と手書き文字の良さについて

お話ししました。

 

次回は、

「手書き文字と活字の違い(2)」

と題して、

手書き文字の良さを支える

「手書き文字の圧倒的な情報量」について

考えたいと思います。

 

 

 

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定期的に読んでいただけると嬉しいです。 

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