【目次】
- 1 祝100記事目!
- 2 1記事目 ごあいさつをする
- 3 10記事目 織田信長の手書き文字をなぞる
- 4 30記事目 文字を踏めるかどうか検討する
- 5 50記事目 文字の出現性を検討する
- 6 70記事目 歴史上の女性の文字をなぞる
- 7 90記事目 家族で「いろは歌」を書く
- 8 99記事目 1回休む
- 9 100記事目の感想
- 10 息子のパワーワード
(冒頭の作品)
Design for "Car à Deux Roues" (Vehicle with two wheels)
Date:ca. 1870
Medium:Colored lithograph
Dimensions:sheet: 6 1/2 x 9 in. (16.5 x 22.9 cm)
Classification:Prints
Design for "Car à Deux Roues" (Vehicle with two wheels) | The Met
もじのすけです。
1 祝100記事目!
今回は記念すべき 100記事目! です。
せっかくですから、節目の記事を振り返り、もじのすけが何をしていたのかを見てみましょう。
2 1記事目 ごあいさつをする
1記事目はこちら。ごあいさつをしています。
短い文章です。今回読み直しました。
自分の文字への思いが全く変わっていないことを知って、安心しました。
3 10記事目 織田信長の手書き文字をなぞる
10記事目はこちら。織田信長の手書き文字をなぞっています。
誰もが知る織田信長。現代に残された信長の数少ない自筆の書状から、手書き文字をなぞってみました。織田信長の手書き文字をなぞってみると、歴史書や小説や論文とはちがい、その性格がダイレクトに伝わってきました。
4 30記事目 文字を踏めるかどうか検討する
30記事目はこちら。文字を踏めるかどうかを検討しています。
地面に書かれた文字を踏むことができるのか?
私たちが普段生活をしているときに、こんなテーマは意識しないですよね。
もじのすけの家族は、この奇問について意見を出し合い、記事にまとめました。
もじのすけとしては、てっきり自分の意見が多数派だと思っていたのですが、実は少数派でした。人によってかなり違う結論になったのは意外でした。
5 50記事目 文字の出現性を検討する
50記事目はこちら。文字はある時点から出現するのだ!という「文字の出現性」の性質を検討しています。
文字の性質をガシガシと探求していた「手書き文字と活字の違い」シリーズ。この記事は、(12)~(24)の13回のまっただ中の記事でした。
文字を書いたり打ったりすると、文字が「無い」状態から文字が「ある」状態に変わります。つまり、文字は「出現する」のです。当たり前のような性質に見えますが、汎用性が高い性質です。
そんな抽象的なことを書いた記事でした。
6 70記事目 歴史上の女性の文字をなぞる
70記事目はこちら
なぞってみたシリーズ初の女性の手書き文字でした。この女性は夫が超有名人で、父も弟も息子も有名人。そもそもこの女性も有名人。この人の文字は、基本である女性的な書き方の中に、男前な性格が隠しきれずに表れていました。この女性の男前な性格は、歴史上の事実のイメージどおりでした。
答えを知りたい方は記事を読んでみてください。
7 90記事目 家族で「いろは歌」を書く
90記事目はこちら。家族で「いろは歌」を書いてみました。
家族で同じ文章を書くと経験がなかったのですが、4人でそれぞれいろは歌を書いてみました。明らかに手書き文字には家族の個性が表れていました。子どもの字の独創性には驚かされました。
8 99記事目 1回休む
99記事目はこちら。ついにくたびれて休んでいます(笑)。
今まで2回だけ休んだのですが、これがその1回です。仕事が強烈に忙しかったのが原因ですが、文字への情熱が自分の中で全く衰えていないことを確認することができました。仕事も文字もがんばります!
9 100記事目の感想
こうしてみると、この「文字ブログ」は、文字ばかりを検討したニッチな特化型ブログですが、けっこう話題はバラバラになっていますね。
2016年8月から書き始め、1年半でようやくここまでたどり着きました。
基本のペースが週1回なので、ゆっくりとした歩みでした。ですが、続けてさえいれば、いつかは達成できるのだと実感しました。
まだまだ書きたいことがいっぱいあるので、100記事という節目も「我ながらよくがんばったな」と思う程度です。101記事目からも特にスタンスは変えず、自分が書きたいと思ったことをそのまま書こうと思います。
これからの心構えについて、息子(幼稚園年長)のパワーワードから学んだ話をご紹介して終わりたいと思います。
10 息子のパワーワード
普段は仕事が忙しくて帰宅するのは夜遅いことが多いです。ですが、たまに家に早く帰ったときには、息子(幼稚園年長)の寝かしつけをすることがあり、本の読み聞かせをしています。絵本が多いのですが、彼の最近のお気に入りは、車とバイクの図鑑です。
たとえばこちらです。
「世界のくるま図鑑 2500」(出版社: スタジオタッククリエイティブ (2017/8/25))
この本ですが、こんなことになっています。
「世界のくるま図鑑 2500」(スタジオタッククリエイティブ 2017年)P170、171
何か貼られていますよね。
拡大してみましょう。
さらに拡大。
「このくるま かう」
「ラ フェラーリ アペルタ」を買うと決めているようです。
この車は、フェラーリの限定車でオープンカーです。
価格4億円!フェラーリ ラ・フェラーリ アペルタ 発表 - 車好きの勝手な妄想/新型車最新情報/ニュース&動画
4億円の車に「かう」という付せんを貼った息子。
私なら4億円あったら家を買います。この車に「かう」という付せんは貼りません。というか貼れません。でもこの車はかっこいいと思います。息子と二人で「かっこいいね。」と言っていました。
付せんを貼れない私と、貼った息子。いったい何が違うのでしょうか。
私は、他の情報(4億円もすること)を知って尻込みしました。「かう」という付せんを貼っても買わなければならない義理はありません。貼るだけはタダです。なのに貼れませんでした。
息子は、この車の色も形もかっこいい、と思ったその気持ちのまま「かう」と書いた付せんを貼りました。彼は上の動画を見たことはないのですが、見ればもっと「かう」気持ちになるでしょう。
正直に言えば、私もパシッと「かう」付せんを貼りたい。
わずか2文字の付せんですよ。
それを貼るだけで気持ちよくなれそうです。
自分の気持ちに素直になる。もちろん大人ですから控えなければいけないこと(例:今の状況でフェラーリを買ってはいけない)も多いでしょう。ですが、考えてみれば、ただ付せんを貼るだけのことです。
息子からは「自分の気持ちに無用な制限までかけなくてもよいのだ!」と教えられたように思いました。
この本には、他にも付せんが貼ってあります。
拡大してみましょう。
カワサキの「1400GT-R」と「ニンジャZX-14R」。
「かう」「かう」のテンポが気持ちいいです。
「かう」はたった2文字ですが、パワーワードといえるでしょう。
車やバイクに限らず、気に入った物があれば何にでも「かう」「かう」付せんを貼りたいです。
フェラーリもいいですし、ニンジャもいい。
ですが、私としては、第1回の記事に書いたとおり、
「文字がいい」
文字ブログに付せんは貼れませんが、実際の文字には付せんは貼れます。実際に付せんを貼らなくても「かう」「かう」の心の付せんは貼れます。
そんな心意気で、今後もみなさんに「文字の良さ」をお伝えしようと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
Limestone votive chariot with four horses and two figures
Period:Archaic
Date:ca. 7th–6th century B.C.
Culture:Cypriot
Medium:Limestone
Dimensions:Overall: 8 1/2 × 5 1/8 × 9 in. (21.6 × 13 × 22.9 cm)
Classification:Stone Sculpture
Limestone votive chariot with four horses and two figures | Cypriot | Archaic | The Met
上杉謙信の手書き文字から作った
「けんしんフォント」無償公開中
【ダウンロードはこちら】
↓
http://mojinosuke.hatenablog.com/entry/2017/04/06/130000
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