もじのすけ の文字ブログ

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文字について考えたことをつづっています

はてなおっさんずブログオフ会報告in関西の報告

 

(冒頭の作品)

Foreigners from the Five Nations Enjoying a Banquet
Artist:Utagawa Yoshikazu (Japanese, active ca. 1850–1870)
Period:Edo period (1615–1868)
Date:3rd month, 1861
Culture:Japan
Medium:Triptych of polychrome woodblock prints; ink and color on paper
Dimensions:Image (a): H. 14 1/4 in. (36.2 cm); W. 9 5/8 in. (24.4 cm)
Image (b): H. 14 1/4 in. (36.2 cm); W. 9 5/8 in. (24.4 cm)
Image (c): 14 1/4 x 9 1/2 in. (36.2 x 24.1 cm)
Classification:Prints

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/73455

 

 

f:id:mojinosuke:20170420192746p:plain

 

もじのすけです。

 

1 オフ会の記憶

 

先のばしにしていた

2月23日のおっさんずブログオフ会の報告。

いよいよお話ししたいと思います。

 

えっと、これはですね、

4人のおっさんブロガーが

オフ会に集った、という報告です。

 

楽しかったです。

 

 

・・・やばい。忘れかけている!

あんなに楽しかったのに!

何がそんなに楽しかったのか!

記憶が、きおくが・・・。

・・・キオクってなんだっけ(呆)。

 

 

こうなったら開き直りましょう!

 

 

さまざまな情報に耐え、

私が今でも記憶していることこそが、

オフ会の中核部分だったはず(多分)。

 

 

 

 

2 おっさんたちのオフ会報告

 

集まったおっさんたちは 

山猫(id:keystoneforestさん

くにん(id:kuninn)さん

KONMA08(id:konma08)さん

わたくし。

 

私の最後の報告の前に 

 

これまでに公開された

私以外のみなさんのオフ会報告を

ご紹介しておきましょう。

 

それぞれの目線からみた

オフ会の様子がわかると思います。

 

そして、私にとっては

その表現のしかたの違いが

おもしろかったです。

 

同じオフ会のはずなのに、

違う集まりだったかのように見えるのです。

 

 

 2-1 コンマさんの報告 

 

まずは、コンマさん。

パワフルな筆力であっという間に

オフ会の様子を表現しておられました。

konma08.hatenadiary.jp

 

今回のこの事を記事にする??とかの話になり私が最初を飾ることとなりました。

大した内容でもなく至らぬ記事になりましたが他の方々が私の至らなかった部分を補正しつつ今回の事を間違いなくより詳細より個性的より面白く!記事にされるので記事が出来上がるのを楽しみに待っています。

という無茶な話になっています。

 

 

 2-2 くにんさん

 

そんな無茶なハードルを軽やかに

乗りこえてみせたのが、くにんさん。www.bochibochimemo.com

 

上のサムネイル画像をみて

下の文章をごらんください。

くにんは、自分の目印としてカバンにぶらさげていた「真珠の耳飾りの少女の恰好をしたミッフィー」の頭をなでながら、想像を膨らませるのでした。

文章の書きぶりに、

そしてミッフィーに添える手に、

くにんさんの優しさが表れていると思います。

 

 しばらくしてから、ようやく、くにんは自分の誤りに気が付きました。前もって知らされていた待ち合わせ場所を、どうやら行き過ぎてしまったようでした。

「いかんいかん、急いで行かないと、遅れてしまう。もし、待ち合わせに遅れでもしたら・・・・・・。そうだ、もじのすけさん(もじのすけ (id:mojinosuke))は、上杉謙信の自筆をもとにした「けんしんフォント」を作成し、無料公開されている方だ。きっと、上杉謙信の愛好家で、義理硬く筋目をきっちり通す方に違いない。そんな方と初めてお会いするのに、遅れて行こうものなら・・・・・・。ああっ、切腹か、まさか、切腹なのか。いや、ひょっとしたら、武士としても扱われずに、無礼打ちでバッサリとか・・・・・・。どうしたらいいんだろうか。塩でも持っていくか、いや、それは逆じゃないか、ああ、もうっ」

 来た道を引き返し、待ち合わせ場所へ急ぐくにん。あまりに思いつめた彼は、待ち合わせ場所近辺で、謙信のごとき僧衣の男の姿を探し始めるのでした・・・・・・。

 

 

中年のおっさんたちの集いのはずが

くにんさんの手にかかると

まるで子どもに読み聞かせる夢物語のように

仕上がっていきます。

 

 

 2-3 山猫さん 

 

そして、山猫さん。

山猫がつむぎだす文にはやわらかみがあり

いつも情感というか余韻を感じます。

オフ会の様子もやわらかく

表していただきました。

(実際もやわらかい雰囲気だったと思います)

www.keystoneforest.net

 

最後の(筆跡と)は、会のあとで思いつきました。

あの飲み会の記録として、色紙かなんかにブログのタイトルと名前を寄せ書きしておけばよかった、と。

そうすれば、筆跡がどれくらいその人の素顔を表すか、もじさんに考察してもらえたのに、と。

でも、きっとまた機会がありますよね。

 

ああ、これはおもしろいですね。

 

おっさんご本人の目の前で

手書き文字をなぞったら

さぞかし「きもい」おっさんに

なることでしょう。

なぞるのはやめておきます。

(リクエストがあれば別です。)

 

とはいえ面白い企画です。 

次回はぜひ、タイトルか何かを

手書きで書いてみましょう!

 

そして 

もじのすけが読み取った考察が

当たっているかどうかを

ジャッジしていただきましょう!

 

 

3 オフ会前のみなさんのイメージ

 

もじのすけにとって

オフ会は初めての経験でした。

 

オフ会前は

「何か礼儀作法とかあるのでは。」

「自分だけ知らなかったらどうしよう。」

「とにかくなんかこわい。」

と思っていました。

 

それでも行ってみようと思ったのは、

コンマさんと山猫さんのブログを

以前から読んでいたからです。

 

くにんさんの参加を知り、

くにんさんのブログも読むようになりました。

 

みなさんのブログににじむお人柄。

自分とは全く違うブログの雰囲気。

 

おっさんとして

これまで積み上げてきた人間観と経験から

「この人たちなら大丈夫」

と思えました。

 

とにかくお話をいただいたので

いろいろと調べておこうと思いました。

 

まずは「オフ会」からw

 

オフ会とは

チャットや掲示板などネットワークを通じて知り合ったメンバーどうしが、直接会って親睦を深めることを目的とした会合。100人を超す大規模なオフ会が開催されることもあるが、一般的には数人程度で行うことが多い。
(出典 ASCII.jpデジタル用語辞典A)

だそうです。

一般的には数人程度で行うことが多い。

 

「ふむふむ。少人数なら大丈夫そうだ。」

 

「あとは、みなさんがどんな人なのかを

 イメトレしておこう!」

「そうすればこわくない!」

 

そして、おっさんずについて

ありったけの想像をしてみました。

 

コンマさんはブログにアップした自画像を

他のブロガーさん(きひみハマめ画伯)に

いじられていました。

 

 

イメージは

いじられた画像そのままです。

「コンマさんの姿は

 パンダかなすびしかない。」

と予想していました。

 

f:id:konma08:20190220220658j:plain パンダ08さん

(BY きひみハマめ画伯)

 

 

 

f:id:mojinosuke:20190301024257j:plain ナスビ08さん

(BY きひみハマめ画伯)

 

コンマさんのブログの読者の方なら

きっと私と同じ予想をされたに

違いありません。

 

 

 

次は、山猫さん

 

山猫さんのブログを読んでいる中で、

武道をされていたことを知りました。

なので、こんなイメージでした。

 

       山猫さん(オフ会前)

f:id:mojinosuke:20190314212739p:plain

布袋寅泰、『北斗の拳』ケンシロウ&ラオウとの“バーチャルスーパーバンド”「202X」MV公開 | Daily News | Billboard JAPAN より

 

武道 → 拳の達人 → 拳王(ラオウ

という超短絡的な思考ルート。

 

今から思えば

それぞれの段階に無理のある

連想をしていました。

 

とりあえず、山猫さんの

一瞬で仕留められる間合いに入らないよう

気をつけないと、と思っていました。

 

 

そしてくにんさん。

 

くにんさんのイメージはこちらでした。

www.youtube.com

これはユーチューバーの「クーニン」さんです。

野球動画で有名な方です。

 

くにんさんのことは、

オフ会の前になって

参加者のお名前を聞いて

初めて知りました。

 

なので 

「くにん」さん≒「クーニン」さん

という本当に短絡的なイメージでした。

 

くにんさん、ごめんなさい。

 

 

 

そして最後に 

そんな個性的な方々を見た私の顔

( or パンダ08さんを見た3人の顔)は

こうなる予定でした。

 

 

f:id:mojinosuke:20190301021641j:plain

Head of an old man
Date:16th century (?)
Geography:Mexico, Mesoamerica
Culture:Mexican
Medium:Stone
Dimensions:Overall: 10 x 10 in. (25.4 x 25.4 cm)
Other: 10 in. (25.4 cm)
Classification:Stone-Sculpture

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/307653

 

 

4 オフ会のイメージ 

 

でも実際はこんな感じでした・・・。

 

f:id:mojinosuke:20190301023813p:plain

( 父のつぶやき その37 《おっさんず》 - 月刊KONMA08 より)

 

コンマさんをはじめ

みなさん落ち着いた大人のおじさまでした!

 

顔が隠れていても

口元や姿勢から、隠しきれない

楽しそうな雰囲気が伝わってきませんか。 

 

実際楽しかったです。

 

オフ会前の私の予想は

単なる「妄想」だとわかりました。

 

取り越し苦労はよくないですね!

 

 

5 もじのすけが思ったこと 

 

冗談はさておき、

私が思ったことを書いておきたいと思います。

 

コンマさん、山猫さん、くにんさんが

書かれている文章は、

私には書けないレベルだと感じていました。

 

私にとっては

文章を書くことも仕事の1つです。

お堅い文章を書くことが多いです。 

だからこそ、感じるのです。

「レベルが違う」と。

 

コンマさんの筆力・圧に凄みを感じます。

奥さんのことを「ヨメラ」なんて書けません。

(ネタにされているご家族のバイタリティも

 やっぱりすごいと思いますが)

 

山猫さんの行間の余韻。

文と文、文字と文字の間から

私の感情にジワッとしみ込んでくる「何か」。

 

くにんさんが描く壮大な情景。

そしてゆっくりと進んでいく

時間と人の心の流れ。

 

 

私の目の前に

三者三様の世界が広がります。

 

そのブログを書いている人たちと

梅田の一画で

一緒にしゃべるのは不思議な感じでした。

 

お話の中で

3人のおっさんずの文章を書く力には

それぞれ裏付けがあるのだ

ということがわかりました。

(裏付けの具体的内容は内緒です。)

 

「やっぱり私の直感は

 正しかったのだ。」と思いました。

 

初めて会ったはずなのに、前から知っていた。

興味分野が違うはずなのに、なぜか合う。

そんな感じがしました。 

 

白髪頭のおっさんず、

自分も入っているのですが、

なんかいいなあと思いました。 

 

それもこれも

コンマさん、山猫さん、くにんさんの

細やかな心づかいがあったからこそですが。

 

 

パンダ、ラオウ、クーニンさんという

冗談をさておけば、

ブログの印象とオフ会での印象は、

一緒でした。

 

文は人なり

を実感した一夜でした。

 

またのみたいなあ。

 

 

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

https://collectionapi.metmuseum.org/api/collection/v1/iiif/73462/147509/main-image

Foreigners Enjoying a Banquet
Artist:Utagawa Yoshikazu (Japanese, active ca. 1850–1870)
Period:Edo period (1615–1868)
Date:2nd month, 1862
Culture:Japan
Medium:Triptych of polychrome woodblock prints; ink and color on paper
Dimensions:Image (a): 14 x 9 5/8 in. (35.6 x 24.4 cm)
Image (b): 17 5/8 x 9 3/4 in. (44.8 x 24.8 cm)
Image (c): 13 7/8 x 9 5/8 in. (35.2 x 24.4 cm)
Classification:Prints

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/73462

 

 

 

f:id:mojinosuke:20170412200459j:plain 

 

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