(冒頭の作品)
Folio from the "Tashkent Qur'an"
Object Name:Folio from a non-illustrated manuscript
Date:late 8th–early 9th century
Geography:Attributed to Syria or North Africa
Medium:Ink on parchment
Dimensions:Page H. 21 5/8 x 27 9/16 in. (55 x 70 cm)
Classification:Codices
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/454661
もじのすけです。
1 ごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年末はおやすみ記事の連発でしたが、
今年は平常運転で行けそうです。
今年は寝正月になることもなく
せわしなく動き続けています。
娘が塾に行き始めていますので、
地理の勉強に付き合っていました。
その勉強からネタを拾いましたので
新年の1つ目の記事は
そのネタでいこうと思います。
2 県章・シンボルマーククイズ
今回は県のシンボルクイズです。
これから都道府県のシンボルを
出していきます。
どこの県のシンボルかを
当ててみてくださいね。
それと同時にそのシンボルが
文字なのか絵なのかを
区別してみてください。
このクイズの考案者は娘です。
(書けとうるさく言われましたので
書きました。)
それではさっそく始めてみましょう。
3 第1問
それでは第1問です。
これはある県の県章です。
どこの県でしょうか。
いきなりわかった方、いますか。
いたら出身者か地理マスターですね。
ヒントを出しましょう
3‐1 ヒント1
西郷どんで有名な県です。
3-2 ヒント2
これは県の形を示しています。
たとえば千葉県は
県の形でキャラクターを作っています。
チーバくんです。
それと同じような感覚でしょうね。
3-3 ヒント3
真ん中の赤は熱さを示しています。
活火山です。
もうおわかりでしょう。
3-4 正解
正解は・・・
鹿児島県です。
県章とシンボルマークは違うようです。
県章 シンボルマーク
県章は、郷土を愛する気持ちを高め、県民としての意識を強く持ってもらおうと、将来に向い伸びゆく鹿児島県を象徴するマークとして作られました。
この県章は、鹿児島県の地形を図案化したもので、中央の円は火の島「桜島」を表しています。
とのことです。
ということで、
鹿児島県の県章は 絵 です。
4 第2問
それでは第2問です。
この都道府県はどこでしょうか。
これでわかった人は
在住の人かもしれませんね。
それともクイズマニアかも?
4-1 ヒント1
鳥が入っていますね。
鳥が名前に入っている都道府県は
(おそらく)日本で唯一でしょう。
4-2 ヒント2
ひらがな1文字も表しているようです。
何に見えますか?
4-3 ヒント3
そのひらがなとは「と」です。
「と」に見えますか?
見えなくても「と」なんです!
「と」と鳥。
もう答えを言ってしまったようなものですね。
4-4 正解
正解は 鳥取県でした。
この県章の由来は
飛ぶ鳥の姿を、鳥取県のかしら文字のひらがなの「と」に造形したマークで、「自由と平和」と「鳥取県の明日への進展」を表象したもの。(昭和43年明治百年記念事業としての選定。昭和43年10月23日鳥取県公告)
だそうです。
それではこの県章は文字でしょうか?
それとも絵でしょうか?
鳥取県の県章は
「飛ぶ鳥」と「と」を兼ねていますから
絵と文字の両方 でしょう。
5 第3問
それでは第3問。
この都道府県はどこでしょうか。
なかなかの県章ですね。
今はお正月ですし、
めでたくしてみました。
これはノーヒントでわかりそう。
5-1 ヒント1
何といっても上の部分が特徴的ですね。
上の部分が実物大だったら怖いですけど
日本の中での存在感は
これくらいは十分にありますね。
5-2 ヒント2
下の二つのでっぱりは
5-3 正解
正解は
静岡県でした。
上はもちろん富士山でしょう。
この県章が選ばれたいきさつは、
1968年(昭和43年)8月6日制定
富士山と静岡県の地形を曲線で構成し、県民に親しみやすい、豊かで明るく、住みよい静岡県を表現するとともに、力強い前進と団結をデザインしています。県民から公募し、6,915点の応募作品を県章県旗制定審査会が審査し、決定しました。
とのことです。
とてもわかりやすい県章ですね。
さて、この県章は
絵でしょうか。文字でしょうか。
どうみても 絵 でしょう。
6 第4問
それでは本日最後の問題です。
これはどこでしょうか。
こんな地形の都道府県はありませんね。
これでわかったらすごいです。
どこを見ればよいのでしょうか。
6-1 ヒント1
どこかおまじないに
使うような模様ですね。
よく見ると同じ記号が4つ。
90度ずつずれていますね。
4つに意味はありますが、
90度に意味はありません。
さあわかりますか? (不親切)
6-2 ヒント2
何が4つあるのでしょうか。
視力検査に使うような
「C」でしょうか。
よく見ると「C」に
何かがひっついています。
わかりにくいですが、
これは「C」ではなく「マ」です。
「マ」が4つ。
どうでしょうか。
6‐3 ヒント3
「マ」が4つで「シマ」。「島」。
途中で「島」が入る都道府県は
いくつもありますが、
最初に「島」が入る所は1つでしょう。
6-4 正解
正解は、島根県でした。
島根県:島根県のシンボル(トップ / 県政・統計 / 政策・財政 / 広聴・広報 / 島根県のプロフィール)
この県章(シンボル)の由来は
これは、島根県の県章です。中心から放射線状にのびる4つの円形が雲形を構成して、島根県の調和のある発展と躍進を象徴し、円形は、「マ」を4つ組み合わせたもので「シマ」と読まれ、県民の団結を表しています。
昭和43年11月8日明治百年記念として制定されました。
だそうです。
雲形ということは、
おそらく「出雲」文化も
表しているのでしょうね。
上の説明は出雲市びいきに
ならないように
気をつけたのかもしれませんね。
さて、
これは絵でしょうか。文字でしょうか。
「マ」は、文字 。
文字が入っています。
「マ」が4つあるけれども
「4」の文字(数字)は無い。
文字として「シマ」とは読めない。
90度に4つ組み合わせているが、
「ママママ」とは読まない。
丸い「マ」の文字を組み合わせた
雲っぽいデザインにしている。
つまり、その部分は 絵 。
そうすると、
文字と絵の両方
といってよいでしょう。
7 結論
それでは
本日の結論をおさらいしましょう。
鹿児島県
これは鹿児島県の形。
絵でしょう。
これは「と」と鳥。
文字と絵の両方でしょう。
これは
静岡県の形と富士山の形の合体。
絵でしょう。
これは「マ」が4つ。
「シマ」と読むのは苦しいですが、
並べ方は形にこだわっています。
これは、
文字と絵の両方でしょう。
県章になっているので、
なかなか「絵じゃない!」
と断言できるものはないですね。
もっとも、「絵だけ」とも限りません。
県章・県のシンボルには
絵に文字をまぎれこませて
発音させるもの と、
絵のままのもの とがあるようです。
県(県民)を代表するものとして
県章にするだけはあって、
どれも何らかの理由があって
デザインされています。
全く無意味に作ったシンボルは
ありませんでしたね。
どの都道府県も
他県と区別できるようにするのが
難しそうな感じでした。
みなさんは自分が住んでいる
都道府県の県章を知っていますか。
思いつかない人は
「○○県」+「県章」で検索してみると
よいかもしれません。
「正月は時間があるので
文字と絵の違いをじっくり考えたい」
という人はこちらをどうぞ。
このブログの最長記事です。
それでは今日はここまでとしましょう。
おつかれさまでした。
Key
Date:13th century (?)
Culture:French (?)
Medium:Iron
Dimensions:Overall: 3 3/8 x 2 3/8 x 1/2 in. (8.5 x 6.1 x 1.3 cm)
Classification:Metalwork-Iron
上杉謙信の手書き文字から作った
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http://mojinosuke.hatenablog.com/entry/2017/04/06/130000
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